私のアート感覚を大きく飛躍させたのはGrateful Deadであり、その出会った場所の主であったRock Barの存在だ。私は昔から音楽を聞くのが好きで、父親が芸術家の端くれでもあったので、ある程度は身近であったが所詮は一般的教養の範囲内であったのは間違いない。そのGrateful Dead以前の集大成が、最初に出したオーセンティックなカウンターBarだった。

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無駄を削ぎ落とし現代的ではあるが和を感じるようにした。そして、このBarから活花を始めることとなり、音楽はクラッシックとジャズ。この2つのジャンルの造詣は次のお店のミュージシャンブッキングの際に大いに活躍することとなる。その最初のお店はお陰様で来年20周年を迎える訳だがカテゴリー違いなのでまた後日。

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その後Rock Barのオープンと供に店主として働き始めGrateful Deadに出会ってから、一気にアートへの探求が始まっていった。
Wikipedia風にGrateful Deadを説明するならば、
60年代後半よりGrateful Deadはただのバンドではなく、年間300日近く旅をしながらライブを行い、一緒に付いて旅をするファン達で形成されたコミュニティの1つでもある。彼らファンのことをDead Headsと呼び、彼らの旅費とチケット代はアート作品やTシャツなどグッズを販売して賄っていた。Grateful Deadはライブの録音、キャラクターなど版権フリーだった。旅、キャンプ、音楽、サイケデリックが融合したDead Headsの作品は他のサイケデリックアートとは違った土臭さと宇宙が融合した感じだ。


この曲を雪の日に店でとある人物に教わり一緒に聴いて衝撃を受けた。まるで、キャンプで焚き火をして星を見ているかのようだった。
この曲を聴いた日を境に私の精神世界は活動を開始し、
Dark starは間違いなく脳内に光を放った。


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次はGrateful Deadを知っていくうちに辿り着いたアシッドテストについて語りたい。この時代の命をかけた精神世界への探求は凄まじい。ジミ・ヘンドリックス、アンディ・ウォーホル、ビートルズなど、現代アートに今でも影響を与え続けていると私は思っている。